広島県の委託を受け、公益財団法人ひろしま国際センターが毎年行っている表記養成研修のベトナムの大学所属の日本語教師の視察を受け入れました。このプログラムは毎年10月~12月(約8週間)に行われており、毎年当協会も受け入れています。
研修目的は、「アジア・太平洋地域を中心とする開発途上国及び友好地域等の日本語教師の人材育成に寄与するとともに、広島県と対象国(地域)との一層の友好交流の促進及び対象国(地域)から県内への留学生の受入促進に資するため、広島へ海外の外国人日本語教師を招聘し、日本語教授法及び日本語運用能力の向上並びに県内の留学環境の理解促進に向けた取り組みを行う」となっています。
今回はハノイ国家大学外国語大学のヴ・ヴィエット・ギァさん、ホーチミン市経済金融大学のブゥン・ドアン・チャウさん、ハイフォン大学のグエン・ドアン・フォン・ガンさんと公益財団法人ひろしま国際センター研修部平川智樹部長、研修部宮沢知恵日本語専任講師の5名で訪問されました。当会からは広島ベトナム協会理事長上久保昭二、専務理事中嶋博志、事務局長桜田雅文、事務局アルバイトチャン・ティ・ヴイが参加しました。
理事長の歓迎あいさつの後、当協会の概況、広島のベトナム人事情、実習生の現状や㈱不二ビルサービスの取り組み、協会の会員の現況、活動内容について報告し、ヴイさんからはベトナムから日本への留学、大学入試までの状況を伝えました。国際フェスタでも提供した、ヴイさん手作りの「ココナッツコーヒー」も提供し、質疑応答も含め和やかに進み、終えることができました。
日本語教師の皆様の今後のご活躍をお祈りいたします。



